社長挨拶

100周年に向けて

代表者ご挨拶

私は入社して、すでに35年が経ちますが、当時は売上高7000万円、社員4名の会社でした。電卓より算盤の方が確かという経理マンや達筆の書類は、提出先や会議の場で人目を引いたものです。当時はコンピューター化が叫ばれ、大企業ではIBM370大型コンピューター全盛期で、カードや磁気テープを使ったツールで処理されていました。今では、一人一台のパソコンが、経理、作図、見積もり、メール、インターネットとフル稼働し、工事完了後の提出書類までも電子納品となり、当たり前のように各自の机に鎮座しています。しかしながら、現場の方はいろいろと技術革新はされたものの、建設業は工場のようなオートメーション化もしにくく、実は35年前と比べても大きな進歩はなく、配管工の鍛錬された腕がたよりで、それが我々業界の生きる道にもなって、地域の中で貢献し続けることが出来たように思います。

私の年齢からすると、弊社100周年頃はもちろん現役ではないし、生存しているかどうかも不確かです。地域密着型の仕事をさせて頂いている弊社も間違いなく、広島県、広島市の人口減少を見届けることになります。

弊社の根幹事業である水道本管布設と進化し続ける住環境とともにある設備工事は、将来も共存していく事に変わりはないと確信しています。これからは、コンピューターは量子コンピューターへと変貌し、それはAI(人工知能)の実用汎用化を生み、自動操縦し始めた自動車や人型ロボットは、配管工や土工に代わって作業をすることが可能となり、「うちの店は人型配管工(1級技能士取得)3台を所有」とか、打ち合わせもできる「設計、申請ロボット(1級管工事施工管理技士取得)1台を所有、事務はロボット等が事務員となり、上下水道組合は人型配管工等のロボットメンテナンスやそれらの人工知能検査機関になっているかもしれません。

もちろん快適な住環境を感じるのは人間であり、人間のための設備であり、ライフラインを維持していくわけですから、弊社はそのために代々培ってきた技術と真心をもって地域の人々へ恩返しのできる集団となるべくさらに発展し続けていきます。美しく整備された便利な近未来都市は、働き方改革をされた人々の暮らしにゆとりと明るい笑顔をもたらせている事でしょう。

平成30年4月1日

(株)高原設備工務店 代表取締役 高原豊明

表彰状